Entries from 2008-01-01 to 1 year

風底

風が、風が吹いているのだ、 と不意につぶやいたなら きみは風たちを 一歩遅れて知ったというのか たしかに、 風は吹いているのであった 台所の窓をあけると 白い物体が 滑って流しにおちたのだった きみはもう風にのって 風が吹いているのだという手紙を 風…

he never laugh

shoegazer coming

two years passed,,

小石川植物園の森の上空では小鳥たちが旋回している

河川

夜がひしゃげてしま もう忘れてしまった ってぼくは路上のマ 春だったかもしれな ンホールに耳をあて い きみは花見だと る真砂から 眠る河 というに桜の幹の黒 川を辿って自転車を さの夜に溶けだす瞬 駆る 月明かりだけ 間にしか興味をしめ をあてにして一…

深夜に文化を信用

三四郎池に住みついている猫たち

ガガガッ

この地区は危険につき封鎖されました (心臓工場より漏れ出ることばたちがときおり受信される模様)