Entries from 2011-09-24 to 1 day

間違った夏

1. 夏の夜がひとつずつ明け きょうもまた 薄ら笑いで迎えた なにが可笑しいのか 闇雲に過去を 終わらせてみたい と思った 断ち切るには じゅうぶんに 必死の顔つきだが ことばと技術が だぶついて 過去のほうから 笑い声と すすり泣きが 合唱しながら 近づ…